イイ家は、人との絆でできている
イイな家とは?







マイホーム購入・気になるお金のこと

長期的な資金計画をたてましょう

我が家もマイホームを建てよう、と決めた場合、まず始めなければならないこと、物件を探す、土地を探す、良いハウスメーカーを見つける…色々ありますよね。それと同時に、お金についての今後の計画を立てなければなりません。
ローン返済が大変で、外食や旅行もできない…なんてことになったら、マイホームを持っても、ちょっと悲しいですよね。

ママ「毎月いくらかかるのか、見当がつかないわ。」
「ローンを組む予定だけど、将来本当に支払っていけるのかしら。」

今のお住まいは賃貸マンションとのこと。賃貸であれば、毎月一定額のお家賃を支払えば良いので、将来的な見通しも簡単につきます。 ローン返済も、今まで支払っていた額程度であれば、とても払いやすいですよね。

では、少し整理してみましょう。 マイホームを購入するとなると、ほぼ一生そこに住み続けることになります。それによって、減る負担と、新たに増える負担があります。 なんだと思いますか?

パパ「今まで支払っていた家賃です。一般的には駐車場代、共益費や管理費もなくなりますね。」
「ただうちは、家賃に全部含まれているので。」

そうですね。それだけの負担が減りますね。
では、家を買うと増える負担とは、なんでしょう。

●固定資産税・都市計画税
●修繕費(リフォーム)の積み立て

が新たに負担されてきます。
伊居名さんご一家の場合、自己資金は頭金にあて、残りは住宅ローンを組むことになっていますよね。
ローンを組む場合、金利もさらに負担されますが、金利については、また後ほどご説明します。

ママ「固定資産税・都市計画税について、詳しく聞きたいわ。」
「一体いくらかかるの?」

固定資産税や都市計画税は、土地や建物を所有している方全てに負担される税金です。
毎年課税されるもので、一括払いか、4回に分けての支払いか選べますが、4回に分割するほうが一般的のようです。

税金の額は、どんな土地や建物を所有しているかによりますので、残念ながら一概な金額は出せません…。
でも、そうですね。仮に年間で20万円の支払いと考えておきましょうか。

固定資産税・都市計画税総額の予想推移 固定資産税・都市計画税 一ヶ月の支払い額

余裕があれば、2〜3万円の積み立てをしておいた方が良いでしょう。
なぜかと言いますと、固定資産税や都市計画税は、マイホームを建てた最初の3年間は、通常の半分の課税で済むんです。
つまり、4年目以降は課税額が2倍になってしまうのです。

建物は、年を追うごとに付加価値(評価)が低下してしまうため、このような課税額になってしまうのが悲しい現状です。

パパ「3〜4年後の税率アップについても、考えておかないといけないんだね。」
「ところで、家を建てる前からもうリフォームのことも考えるの?」

家を建てる前から修繕費のことを考えるなんて、気の遠くなる話ですよね。でも家を建てた後は、年月を重ねるごとに老朽化が進んできます。
水廻りや屋根、外壁部分は特に、10年を目安にメンテナンスが必要と言われています。
大切なマイホームだからこそ、いつまでも永く住み続けたいですしね。

修繕費は、大掛かりなリフォームでない限り、100万円〜300万円ほどでしょうか。
最低100万円かかるとして、毎月の積み立て金額は、

修繕費の1ヶ月の積み立て額

となります。多めに1万円積み立てるのも良いでしょう。固定資産税などと合わせると、合計で約2万4千円になります。

ママ「結構かかるのね。」
「じゃあ、毎月の支払いがどれくらいなら、ローンを支払っていけるのかしら。」

今のお家賃は、共益費等含めて、8万5千円でしたね。8万5千円程度なら毎月支払っていけるということです。
ただしそこに、先ほどの固定資産税・都市計画税・修繕費の積み立てがプラスされていくわけですから、その分を8万5千円から引けばいいんです。

毎月可能なローン返済額

毎月返済可能な金額は、約6万1千円となりました。
では、6万1千円が返済額として、住宅ローンはいくら借りられるのでしょうか?金利のことも含め、次回シュミレーションしてみましょう。

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