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住宅創りのスタートライン 【12月04日UP】


年に数件の住宅の設計を依頼されますが、その中で○LDK、坪単価○拾万以内で、と言った切り口での依頼が少なくありません。

依頼を請ける経緯は多種多様ではありますが、設計事務所へ辿りつく方がたはやはり、手間と時間をかけて納得ゆく住まいを獲得しようとする方が多いように感じます。

初めての顔合わせの時は、ご依頼の施主も同様でしょうが、どのような切り口でこられるのか、当方も想いを回らすものです。

私がご案内します!

一級建築士
餌取 昭則

(有)都住研 設計室
札幌市北区新川西3条5丁目
011-763-1017



数年前のことですが、30代後半のご夫婦と2人の息子さんとの4人家族で、事前の情報は「ご主人が単身赴任中であったが、地元に転勤がきまり家族と同居できるようになること、又長男が中学生となるなど、家族の成長と変化にともなって、いよいよ戸建ての住宅を新築しようと考えている。」とのことでした。


*奥さまは、育児・家事・短時間のパートの最中、新築にあたり、カタログ・資料を収集しモデルハウスや現場見学会にも参加など熱心に取組まれていました。
又、この奥さまは設計者のわたしとの打合せに、2人の息子さんも参加させました。このことは、学校へ行っている間のお母さんの行動や、普段留守のお父さんの仕事のことを知るよい機会となったようです。
又、打合せを重ねて行くにつれ子供たちは、両親が自分たちの将来をどのように思っているのか、どのような自身の未来設計をいだいているのか理解できるようになったようです。
又、私のいない場でありましたが自分たちの将来の夢や希望だけでなく、今不安に思っていることなどを両親と話し合えるようになったそうです。

この時をもって、このご家族の明日に向けての住宅創りのスタートラインに立ったのでありました。
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