イイ家は、人との絆でできている
イイな家とは?







家づくりQ&A

さあ、家づくりを始めよう!と思った矢先、わからないことがたくさん出てきてはいませんか?
そこで、マイホームを建てる方が疑問に思うようなこと・ご質問などをQ&A形式にしてまとめました。

 Q1:現場を見に行き気付いたことや、変更したいことが生じました。作業中の大工さんに言えば良いでしょうか。

A:現場で直接作業中の職人さんに言うのはやめましょう。
連絡の行き違いや、その変更に関連した色々なことを配慮しなくてはなりません。(金銭的なことや工期に関して等もあり得ます)必ず設計監理者(又は現場管理者)に伝えましょう。内容によっては、記録しておく必要もあります。

 Q2:工事現場に行く場合の注意はありますか?

A:基本的に、工事現場は危険な所だと言うことを忘れないでください。
底の厚い靴を履き、動きやすく体を防護するような服装で行きましょう。又、ヘルメットを現場で借りて、怪我の無いように十分注意して動き回りましょう。間違っても、サンダル履きで、長くひらひらしたスカートなどで、せかせか動き回らないように気を付けてください。子ども連れで行く時は、絶対に目を離さないようにしましょう。

 Q3:建築中に工事状況を確認するポイントを教えて下さい。

A:どんなに良い設計も、設計通りにできあがらなければ意味がありません。建築士など専門の工事監理者を定めましょう。又、ご自分で現場を見ることも安心して愛着のある家を建てるには必要なことです。
住宅がだんだんできあがってくると、図面上ではわからなかった状態が見えてきます。窓の位置や光の入り方、思っていたイメージとのずれなどもあるかもしれません。不安な点や不明点が生じた場合には、そのままにせず早めに工事監理者や工事責任者に確かめて信頼関係を築いていきましょう。万が一設計とは違う状況があれば気付いた時点で、遠慮せずに修正を求めましょう。
工事中にビデオや写真を撮影して整理しておくと、思い出になりますし増改築の時にも参考になります。 契約の時点で、工事中の工程写真と竣工図面の提出を盛り込んでおくと、さらに安心です。
さらに詳しく現場でのチェック方法を知りたい方は、北海道建設部建築指導課で、『建主も現場へ行こう〜住宅の現場チェックシート』と言う冊子を発行していますのでご覧下さい。

 Q4:工事契約後に内容の変更はできますか。

A:工事契約の後でも、工事内容の変更は可能です。しかしここで注意点がいくつかあります。
@ 変更内容によって、契約金額を変更せずにできることと、増減が出てくることがあります。
A 変更内容によっては、契約書上の工事期間内に終わらずに、延長になる場合があります。
B まだ現場に搬入されていなくても、すでに発注してしまった材料は、もし使用しなくなっても購入費用を支払わなければならない場合があります。
以上のようなことも発生しますので、契約は慎重に行い、又どうしても変更しなければならない場合は、工事金額の増減や工期の変更等をきちんと確認して、双方了承の上で着手しましょう。できれば文書を取り交わすと良いでしょう。安易な変更はトラブルのもとです。

 Q5:工事が完成して、引渡を受ける時の注意点を教えて下さい。

A:建物の完了時の検査は、施工会社の社内検査・監理者(設計事務所)検査・建主検査・各機関の完了検査の順で行われます。
この内、各機関の検査は確認申請書に添付した設計図面と大きな違いがないか・建築基準法に適合しているかどうかの検査で、仕上げ具合や傷の有無などを検査する物ではありません。
建主検査の時に、商品の選別や不具合、傷などはきちんと検査しもし手直しが必要な事項があれば、施工業者との間で『いつまでに直るのか』という打合せが必要です。納得しない状態での引渡や、最終工事代金の支払いはしない方がよいでしょう。
冬期間の工事などで、契約上の外構工事の一部が残った場合は、内容と工事時期などを明記した文書を取り交わし、双方納得の上で工事代金の一部を残す場合もあります。
引渡時に建て主が受け取る物は、
@引渡書
A確認申請書・検査済書などの書類(登記に必要)
B鍵るい(工事中に使用していた玄関の鍵はこの後使うことができなくなります)
C保証書(使用機器や材料など)
D取扱説明書(設備機器など)
E竣工図(工事中の変更点などを盛り込んだもの)
Fその他
設備機器などの取扱方法は、引渡時に必ず説明を受けましょう。

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